その他の洗浄剤の種類
洗浄剤には様々な種類があり、それぞれ異なる特性と用途を持っています。ここでは、水系洗浄剤以外の主な洗浄剤をご紹介します。
1. 準水系洗浄剤
水と有機溶剤を組み合わせた洗浄剤です。水系洗浄剤では落としにくい油汚れや、有機溶剤系洗浄剤では対応しにくい水溶性の汚れの両方に対応できる点が特徴です。引火点が高く、有機溶剤系に比べて安全性が高いとされますが、VOC排出や排水処理の課題は残ります。
2. 炭化水素系洗浄剤
石油系溶剤を主成分とする洗浄剤で、油汚れや切削油の除去に非常に優れています。有機溶剤系洗浄剤の中でも比較的毒性が低く、乾燥性が良い点が特徴です。しかし、引火性があり、換気などの安全対策が必要です。
3. アルコール系洗浄剤
イソプロピルアルコール(IPA)やエタノールなどが代表的です。速乾性に優れ、電子部品の洗浄や精密洗浄によく用いられます。比較的環境負荷が低いとされますが、引火性があるため、火気厳禁での取り扱いが求められます。
4. 塩素系・フッ素系・臭素系洗浄剤
強力な洗浄力を持つ有機溶剤系の洗浄剤です。特に金属加工分野で広く使われてきましたが、近年は環境規制や人体への影響が懸念され、代替品への切り替えが進んでいます。特定フロンやPRTR法などの対象物質が多く、使用には厳格な管理が必要です。
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