VB1000が実現する「コストダウン」と「廃液コスト低減化」

従来の洗浄剤が抱える問題

従来のアルカリ水系洗浄剤は、洗浄力を担保するため、合成界面活性剤を主成分としている商品が多く見られます。界面活性剤は、洗浄した油を取り込み、水中にエマルジョン(乳化液)を形成します。簡単に言うと油が洗浄液に乳化・分散します。この乳化液はそのままでは排水できず、処理には高額な設備と薬剤が必要な破乳処理などの工程が必要となる場合があります。油が界面活性剤により乳化・分散すると洗浄力が低下し乳化が進むことで洗浄液の交換サイクルが短くなり、洗浄剤購入費と廃液処理費が増加していきます。

 『VB1000』の特徴は

『VB1000』は合成化学物質、界面活性剤、有機溶剤、PFAS使用しない設計で、水とミネラルのみで構成されています。

VB1000は、高いアルカリ性とイオンの力で油を剥離させ、条件によっては浮上・分離しやすい特性を持ちます。界面活性剤を含んでいないので、洗浄された油は、水中に強く乳化・分散しにくく条件によって油水分離しやすい状態を形成します。また、金属粉や固形汚れは比重差により沈降しやすく、洗浄液中の油分・固形物の分離が容易に行えます。

一部の水溶性の油は除きます

洗浄液の再利用によるコスト低減

この油水分離性により、浮上油の回収や簡易なろ過処理を行うことで洗浄液を継続使用できる場合があります。その結果、洗浄液の長寿命化につながります。

洗浄液交換頻度の低減は、排水量削減や排水処理工程の縮小につながる可能性があり、総合的なコスト最適化に寄与します。

工業用油が強く乳化・分散しにくいVB1000の特性は、「洗浄剤の長寿命化」と「排水量削減」という観点から、コスト最適化に有効な選択肢の一つとなります。