脂質膜を溶かす作用を利用

• アルコール
• 界面活性剤
• 強アルカリ
• 強酸or塩素

ただしアルコールではノンエンベロープウイルスを不活性化することはできません。

電気エネルギーによる還元作用

VB1000は成分であるミネラルが特殊な電気エネルギーを有しています。その電気的エネルギーを利用した還元反応で菌やウイルスを不活化させているのです。還元反応とは物質が酸素を失うあるいは水素と結合する反応の事を言います。これは酸化と全く反対の作用いわゆる抗酸化作用ということになります。強い還元反応＝強い抗酸化反応によって菌やウイルスを不活化する。つまり人にとっては酸化＝老化とは全く反対、言うなれば若返りを意味するような反応で菌・ウイルスを不活化させているのです。

この与えられるエネルギーはエネルギーを与えられる対象によって影響が大きく異なります。
例えば我々人間が乾電池を指で両端を触っても何も感じませんが、同じエネルギーを昆虫程度の大きさの生物が受けるとショック死するほどの大きなエネルギーとなります。
細菌はグラム陰性菌、グラム陽性菌に分けられ、さらに大きな菌として真菌があります。常在菌はグラム陽性菌と真菌です。
ウイルス、陰性菌、陽性菌、真菌、ヒト細胞の順番にサイズが大きくなります。
細菌は小さい、ウイルスに至ってはさらに小さい。大きさが小さなウイルスやグラム陰性菌だとショック死をしてしまうようなエネルギーの影響だとしても、大きさの大きなグラム陽性菌や真菌には死ぬほどのエネルギーの影響ではないということです。

煮沸しているともいえるエネルギー

VB1000の表面張力は通常の水に比べると20℃で55J/ⅿという低い値を示し、これは通常の水に比べると約25％低いことが分かっています。表面張力というのは温度によって変化します。通常の水の場合は以下のようになります。

20℃→72.8J/ⅿ
40℃→69.6J/ⅿ
60℃→66.1J/ⅿ
80℃→62.6J/ⅿ
100℃→58.9J/ⅿ

比較するとVB1000は20℃の状態でも通常の水80℃以上のエネルギーを有しています。つまり80℃以上の温度で煮沸消毒するのと同程度のエネルギーを菌・ウイルスに与え不活化しているのです。

高いアルカリ性

VB1000はpH12という高いアルカリ性を示します。この高いアルカリ性は台所用の洗剤が油汚れを分解するのと同様に、油やタンパク質を分解する効果があります。 高いアルカリ性は油、脂質膜を溶かすので、脂質膜で構成されるエンベロープを溶かして破壊することができます。エンベロープ膜が壊れた状態ではウイルスの感染力が失われます。高いアルカリ性を利用して脂質で構成されるエンベロープ膜を溶かして壊すことによってウイルスを不活化しています。
ただしpH12程度のアルカリ性では短時間で菌やウイルスを不活化することはできません。

なぜVB1000が瞬殺ともいえる極短時間で菌やウイルスを不活化させられることが出来るのは上記の3つの力が絶妙に作用しあって菌やウイルスを不活化しているのです。